リンボクの花（9月）

第2樹木園のリンボクの蕾が出てきてもうすぐ花が咲きそうです。リンボクは漢字で書くと「林木」ではなく「橉木」です。

常緑でカシのような葉を持っているので、一見するとカシ類のようですが本当はバラ科で、昔はサクラと同じPrunus属でした。最近の分類ではPrunus属は細分され、狭義のサクラはCerasus属、リンボクはLaurocerasus属と分けられましたが、サクラと近縁です。

花は、ウワミズザクラのような房状で、秋に咲くというのも驚きです。

サツマシジミという蝶の幼虫の食樹のひとつになっているそうですが、サツマシジミは暖地の蝶で多摩森林科学園には生息していません。（し）

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