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ふつう花の大きさは個体差はあるものの、種によって大体決まっているのが普通です。
ところがツリフネソウの場合、花が咲き始める頃と最盛期では、花の大きさが著しく変わります。初めは3センチもある大きな花が、花数が増えるとともにだんだん小さくなって、最後には1センチほどになります。同じ個体(株)が花の大きさを変えているのです。
ツリフネソウの花粉を運ぶのはトラマルハナバチです。トラマルハナバチの目から見て、ツリフネソウの花が小さくなることは、どのように映っているのでしょうか。(も)
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