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育種基本区とは、林木育種の事業・研究を進めるうえで基本となる地域区分です。気候や樹種の分布等を基に、全国を5つの育種基本区に区分しています。東北育種場は、そのうち東北育種基本区を管轄しており、太平洋側の東部育種区(青森・岩手・宮城各県)と、日本海側の西部育種区(秋田・山形・新潟各県)の2つの基本区に分け、東部の東北育種場、西部の奥羽増殖保存園で事業・研究に取り組んでいます。
関係各県の採種穂園造成・改良のため、開発品種や育種素材等を増殖して配布しています。また、関係各県に対し林木育種技術の講習・現地指導を行っている他、各種会議の開催や見学・実習等を受け入れ、林木育種事業・研究の推進及びPRに努めています。
貴重な林木遺伝資源や育種素材の収集・保存のため、林木ジーンバンク事業・林木遺伝子銀行110番に取り組んでいます。
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