平成29年度トピックス

東北育種場が選定したスギ17個体が特定母樹として指定されました

• 東北育種場が選定した、第２世代スギ精英樹の中から特に成長の優れた17個体が農林水産大臣から特定母樹として指定されました。これら開発した品種は、今後の東北地方の森林整備のため広く普及を図っていきます。

早生樹の共同研究に関する協定を締結しました

• 東北育種場、仙台森林管理署、宮城県林業技術総合センター及び(株)村井林業は、平成30年3月13日に早生樹の共同研究に関する協定を締結しました。
  共同研究の内容は、初期成長が早く伐採期間が短いユリノキ、シラカンバ及びコウヨウザン並びに薬用樹木として利用が期待されるキハダについて4者で共同研究を行い、宮城県の気候風土及び用材・薬用利用に適した早生樹造林における技術的課題の検討を促進するものです。
  主な研究内容は、植栽方法・保育方法の検討、気象データ及び成長量等の実証データの収集・分析、キハダに含まれるベルベリン含有率等のデータの収集・分析、伐採木の強度測定などです