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エフエム岩手の番組「夕刊ラジオ」内「東北のもり」のコーナーに育種研究室長が出演しました。
森林研究・整備機構の在岩手3機関(森林総合研究所東北支所、森林整備センター東北北海道整備局盛岡水源林整備事務所、林木育種センター東北育種場)は、例年10月に一般公開を実施していますが、新型コロナウイルス感染症防止対策のため今年度も中止となりました。このため、一般公開に代わる広報として、昨年10月から今年3月まで毎月第2火曜日にラジオ放送で3機関が取り組んでいる研究や事業の紹介を行っています。
最終月を担当した東北育種場は、3月14日(火)に「花粉の少ないスギをつくる」のテーマで育種研究室長が出演し、現在取り組んでいる「花粉の少ないスギ品種の開発」について紹介しました。スギ花粉の飛散が本格的に始まる時期での話題だったので、リスナーの方にも関心を持っていただけたのではないかと思います。
ご多忙のさなか当機構の広報活動に、ご理解ご協力をいただきましたエフエム岩手の関係各位に御礼申し上げます。
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番組パーソナリティの高野キャスター(左)に研究紹介を行う育種研究室長(右) |
岩手県林業技術センター、森林総合研究所東北支所、森林総合研究所林木育種センター東北育種場の3機関合同成果発表会が令和5年2月10日、プラザおでって「おでってホール」(盛岡市)で開催され、「東北地方におけるカラマツさし木増殖と植栽試験」の題目で担当職員が発表を行いました。
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当場職員による成果発表 | 参加者からの質疑応答 |
福岡市脇山財産区議会の議員11名が、令和4年10月28日(金)に奥羽増殖保存園へ来園し、担当職員より奥羽増殖保存園で行っている事業概要の説明を行いました。
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苗畑の事業説明 | 事業用地の概要説明 |
弘前大学農学生命科学部生物学科の学生8名が、令和4年9月15日(木)に来場し、東北育種場で行っている研究事業の概要説明や、林木のジーンバンク事業概要説明を行いました。
場長あいさつの後、苗畑に案内し担当職員から現在行っている研究事業についての概要説明を行いました。その後、ガラス温室に移動し林木のジーンバンク事業について概要説明を行いました。
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研究事業の説明 | 林木のジーンバンク事業概要説明 |
岩手大学農学部植物生命科学科の学生37名が、令和4年7月1日(金)に東北育種場へ来場し、マツノザイセンチュウ接種試験等の体験や、現在行っている事業の紹介を行いました。
場長あいさつの後、苗畑に案内し担当職員から林木育種事業についての概要説明を行いました。その後、当場が行っている研究事業について説明および実技体験を行いました。
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場長あいさつ | 担当職員による林木育種事業の概要説明 |
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マツノザイセンチュウ接種試験の体験 | スギミニチュア採種園の概要説明 |
岩手大学農学部森林科学科の学生34名が、令和4年6月2日(木)に東北育種場へ来場し、ツツジ・テマリカンボクのさし木とスギ・カラマツのつぎ木の実習を行いました。
例年開催されている当実習ですが、昨年に続き新型コロナウイルス感染症予防のため室内での座学を中止し、感染対策を行った上で屋外実習のみを実施しました。
はじめに、場長よりあいさつと職員採用予定について、担当職員から「林木育種事業の概要」についての説明を行いました【写真1】。その後、学生を6つのグループに分けて、それぞれのグループに職員が1人ずつ付き実習を開始しました。さし木実習では、職員から実技を交えながらの説明を受けた後【写真2】、学生自らがツツジとテマリカンボクから枝を採り、一人2本ずつさし付けを行いました【写真3】。続いて、全員が集まりつぎ木の手順を学んだ後【写真4】、グループに分かれ担当する職員からさらに具体的な指導を受けながら、スギとカラマツのつぎ木を行いました。【写真5~6】
学生の皆さんにとっては初めての経験となりましたが、さし木においては「どの葉を残せばよいか」、つぎ木においては「つぎ穂と台木の形成層を合わせるには、どうすればよいか」など職員に質問しながら、真剣な表情で作業に集中して取り組んでいました。
林木育種センターおよび各育種場では、小・中学校、高校、大学等からの実習や見学を随時受け付けております。新型コロナウイルス感染症のため実施が困難な内容もございますが、お気軽にご連絡ください。
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【写真1】林木育種事業の概要について説明 | 【写真2】さし木の穂木採穂について解説 |
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【写真3】グループ毎に担当する職員がさし付け方法について指導 | 【写真4】つぎ木の実技指導 |
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【写真5】グループ毎に担当する職員が、つぎ穂の作成を指導 | 【写真6】グループ毎に担当する職員が、つぎ穂と台木の活着について説明 |
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