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更新日:2020年7月14日

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活動報告

 【林木遺伝子銀行110番の取組】「華蔵寺の宝珠マツ」の後継樹が里帰り

  • 令和2年6月25日(木)、岩手県陸前高田市の華蔵寺において、「華蔵寺の宝珠マツ」(クロマツ)の里帰りが行われました。
    通常のマツは、新梢の先端に雌花が、新梢の基部に雄花が咲きますが、「華蔵寺の宝珠マツ」は、新梢の基部に雌花が雄花のように集まって咲くという特徴を持っています。そのため、球果が鈴なりに数十個ひとかたまりにつく様子が、宝珠を連想させることからこの名前で呼ばれています。
    その形態は学術上有益なものとして国指定天然記念物に指定されていますが、原木は平成27年頃から衰弱し、平成29年に枯死しました。
    東北育種場では、場内に保存していたクローン個体から平成30年につぎ木増殖を行い、2年かけて植樹できる大きさまで育成しました。
    東北育種場長、華蔵寺の畑山住職、陸前高田市教育長のあいさつ後、里帰り苗木の引き渡し、続いて原木があった場所への植樹が行われました。畑山住職は、「まずは元気に育ってほしい」と今後の成長に期待していました。再び、地域から親しまれた「華蔵寺の宝珠マツ」が蘇ることを願ってやみません。
    東北育種場では、天然記念物や巨樹、名木等の樹木が高齢等で衰弱している場合などに、後継樹を増殖する無料サービス「林木遺伝子銀行110番」を行っていますので、ご相談ください。

     

    suzunarinomebana houjumatunohikiwatashi juushokuraniyorushokuju

    宝珠のような鈴なりの雌花

    宝珠マツの苗木の引き渡し

    華蔵寺の住職らによる植樹

     

    houjumatu4

    元の場所に植樹された宝珠マツ

     

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