ここから本文です。
国産材に対する需要が増加し、増産が求められています。皆伐は伐木、集材の作業効率がよい点で、林業の低コスト化が可能であり、この要望に応えられる有効な作業方法です。一方、近年、様々な理由により皆伐跡地に必ずしも再造林が行われず、また、たとえ植栽してもシカによる食害で成林できない場所も増えており、将来の森林資源の減少や放置された皆伐跡地の増加による山地の荒廃など、国土保全上の問題も懸念されます。
将来の森林資源を確保し、国土を保全するためには皆伐地の確実な再造林が必要です。そこで、この講演会では、皆伐について現在生じている問題、課題について整理し、今後、皆伐が増えるであろう四国の山の将来について考えてみます。
2018年11月20日 (火曜日)13時~16時50分(受付開始12時30分)
名称 | 高知会館「飛鳥」 |
---|---|
住所 | 高知市本町5-6-42 |
電話番号 | 088-823-7123 |
ホームページ | 交通案内(外部サイトへリンク) |
主催:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所
後援:四国森林管理局、高知県、高知県森林組合連合会、高知新聞社、RKC高知放送、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ
13時00分:開会および主催者挨拶
小林 功 (森林総合研究所 四国支所長)
13時10分:基調講演
「主伐再造林が進む九州で見えてきた課題」藤掛 一郎(宮崎大学農学部教授)
13時55分:講演
「四国支所における皆伐に関わるこれまでの研究と課題」酒井 敦(森林総合研究所四国支所人工林保育管理担当チーム長)
14時25分~14時30分(休憩)
14時30分:講演
「四国の国有林における皆伐に関わる状況」松本 寬喜(四国森林管理局森林整備部長)
「高知県における皆伐に関わる状況」竹﨑 誠(高知県木材増産推進課課長補佐)
「徳島県における皆伐に関わる状況」廣田 順也(徳島県林業戦略課新次元プロジェクト推進室林業生産担当室長補佐)
「愛媛県における皆伐に関わる状況」石川 実(愛媛県農林水産研究所林業研究センター主任研究員)
15時50分~16時00分(休憩)
16時00分:パネルディスカッション
<コーディネーター>
堀 靖人 (森林総合研究所 地域イノベーション推進担当コーディネーター)
<パネリスト>
基調講演者、講演者
井上 嘉久(香川県みどり整備課森林政策グループ課長補佐)
16時45分:閉会挨拶
鹿島 潤(森林総合研究所四国支所 産学官民連携推進調整監)
100名
先着順
入場無料(事前申し込み不要)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.