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平成28年2月5日(金曜日)に、東京都江東区の木材会館において、「最先端へのアクション!進化する林木育種!~次世代品種が変える、日本の森林・林業~」をテーマに、林木育種成果発表会を開催し、都道府県等から、141名の参加がありました。
はじめに、宇都宮大学教授の飯塚和也氏から、「エリートツリーと木の文化」の特別講演、(地独)青森県産業技術センター林業研究所森林環境部長の田中功二氏から、「優良な抵抗性クロマツ種子の生産性の飛躍的な向上-東日本大震災復興としての取組-」の特別報告をいただき、引き続き、林木育種センター・育種場から、平成27年度の開発品種の解説、スギにおけるゲノム情報を活用した高速育種技術基盤の確立、早生樹種コウヨウザンの品種改良に向けて等の各研究分野の研究者から7課題について発表を行いました。
多くの方々から御質問いただく中で、林野庁次長からは、林野庁行政が求めている今後の林木育種への考え方などの発言がありました。
その後、例年にない対応として、当センター各部長等から「今後の林木育種の展望について」をテーマに今後の取組みや将来展望について、報告を行い、発表会を締めくくりました。
成果発表会の会場の様子
質疑応答の様子
林木育種センター各部長等からの報告
E-mail:ikusyukikakug@ffpri.affrc.go.jp(申し込み用紙に記入後、添付ファイルとして送信して下さい。
※参加申し込み・お問い合わせ先
〒319−1301 茨城県日立市十王町伊師3809−1
国立研究開発法人 森林総合研究所 林木育種センター
育種企画課 栗田喜則・小野雅子
特別講演 「エリートツリーと木の文化」 |
宇都宮大学 教授 飯塚 和也 |
特別報告 優良な抵抗性クロマツ種子の生産性の飛躍的な向上-東日本大震災復興としての取組- |
地方独立行政法人 青森県産業技術センター 林業研究所 森林環境部長 田中 功二 |
成果発表(林木育種センター・育種場) | |
平成27年度開発品種の解説 | 育種第一課 育種調査役 田村 明 |
スギにおけるゲノム情報を活用した高速育種技術基盤の確立 | 育種第一課 基盤技術研究室長 平岡 裕一郎 |
早生樹種コウヨウザンの品種改良に向けて | 探索収集課 分類同定研究室長 磯田 圭哉 |
環太平洋域とつながる林木育種協力 -防風林早期造成のためのテリハボクの育種研究- |
海外協力課 研究員 松下 通也 |
薬用系機能性樹木の生産効率化手法の開発に向けた取組 | 森林バイオ研究センター 森林バイオ研究室長 谷口 亨 |
木質バイオマス生産量の大きいヤナギの開発に向けた取組 | 北海道育種場 育種課 主任研究員 矢野 慶介 |
ヒノキエリートツリーのさし木品種開発について | 関西育種場 育種課長 久保田 正裕 |
「今後の林木育種の展望について」 |
育種部長 星 比呂志 海外協力部長 坂井 敏純 森林バイオ研究センター長 吉田 和正 |
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