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スダジイ

和名：スダジイ
所属：ブナ科 シイノキ属
学名：Castanopsis sieboldii (Makino) Hatus. ex T .Yamaz. et Mashiba subsp. sieboldii
特性：常緑高木で幹は通直。樹皮は黒褐色で深く縦裂する。葉は有柄で互生し、先は鋭く尖り、基部はやや鈍形をなす。若葉の時は上面に毛があるが、のち無毛となり光沢を有し、下面には灰褐色の鱗毛を密生する。雌雄同株。堅果は円錐状卵形で先がやや大きく尖っている。種子は赤褐色の皮をかぶり、子葉は白色である。
分布：本州（福島県、新潟県佐渡以南）、四国、九州、済州島の暖帯に自生し、主として沿岸地方に生ずる。
用途：材は建築材、器具材、椎茸原木などとする。樹皮より渋をとり漁網などの染料に用いる。種子は食料とする。木は公園、生垣、などに植えられる。
備考：一名イタジイ、ナガジイ。ナガジイは種子が長いからである。
開花時期：5～6月
果実成熟期：翌年10月
写真上：花
写真下：葉

スダジイの花

スダジイの葉

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