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『特別シンポジウム』パンフレット
要旨集パンフレットの内容は研究途上であり、未公表データを含むので、引用したり、無断で印刷・配賦をしないようお願いします。
シンポには、東北地方の各県担当者や企業、NPO,東北各県の種苗組合、研究機関などから72名の参加がありました。
再生に向けて、海岸林の造成の歴史から始まり、役割、津波被害、赤枯れ、松食い虫被害など、様々な課題の発表と討論が行われました。
今後も、長期にわたる粘り強い研究と確実な復興事業が必要なことを、多くの参加者が実感したことと思います。
また具体的な海岸林の造成方法についても熱心な議論がかわされました。
震災後、さまざまな海岸林被害調査が行われてきましたが、全体像を把握しきれていません。
海岸林再生のためには日本の海岸林の歴史と役割を、もう一度振り返る必要もあります。
また津波の直接的被害だけでなく、ゆっくりと葉が赤 く枯れていく海岸林の赤枯れ現象も深刻です。
海岸林再生に向けては、今後も長期にわたる粘り強い研究と確実な復興事業が必要です。
松くい虫被害の拡大も懸念されています。マツの苗木の確保も必要です。
何より被災地の復興の シンボルとして、かつての白砂青松を取り戻すために、多くの関係者の協力が必要です。
13時00分 挨 拶: 森林総合研究所 東北支所長 駒木 貴彰
13時05分 趣旨説明: 森林総合研究所 東北支所 地域研究監 新山 馨
13時10分 基調講演: 「海岸林の歴史、役割、そして津波被害」 森林総合研究所 気象害・防災林研究室長 坂本 知己
14時00分 講 演: 「海岸林被害の実態:航空機オルソフォト等を用いた広域把握」 森林総合研究所 東北支所 小谷 英司
14時20分 講 演: 「津波で枯れたマツは松くい虫被害を拡大させるのか?」 森林総合研究所 東北支所 中村 克典
14時40分 講 演: 「被災海岸林の塩害と土壌」 森林総合研究所 東北支所 小野 賢二・野口 正二
休憩(15時00分-15時15分)
15時15分 講 演: 「青森県太平洋沿岸における海岸クロマツ林の赤枯れについて」 青森県産業技術センター 林業研究所 木村 公樹
15時35分 講 演: 「抵抗性マツの開発と奇跡の一本松の後継苗について」 森林総合研究所 林木育種センター東北育種場 板鼻 直榮
16時00分 総合討論
16時30分 終了
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森林総合研究所東北支所長駒木貴彰 | 森林総合研究所東北支所地域研究監新山馨 | 森林総合研究所気象害・防災林研究室長坂本知己 | 森林総合研究所東北支所小谷英司 |
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森林総合研究所東北支所中村克典 | 会場の模様 | 森林総合研究所東北支所小野賢二・野口正二 | 青森県産業技術センター林業研究所木村公樹 |
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森林総合研究所林木育種センター東北育種場板鼻直榮 | 総合討論(1) | 総合討論(2) | 総合討論(3) |
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