ここから本文です。
森林総合研究所では、毎年10月に公開講演会を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、会場での開催は中止といたしました。
代わりに、講演動画の配信を行いますので、是非ご視聴ください。(視聴は無料です。)
11月上旬の配信開始を予定しております。詳細は決まり次第、当サイトにてお知らせいたします。
「きのこを知る ―微生物研究の最前線」
きのこは、微生物の一つであり、分解者や樹木の共生者として、森の生態系に欠かせない存在です。一方、古くより「森の恵み」、「秋の味覚」としても親しまれていましたが、今では栽培技術の進展・普及にともない、食材として何時でも手に入れることができるようになりました。また、きのこには、様々な機能性を有することが知られており、健康食品としても脚光を浴びてきています。さらに、マツタケやトリュフなど経済性の高いきのこの栽培技術開発への期待も高まっています。
今回は、これら様々な形で、我々の生活に関わってきている「きのこ」の姿について、最新の研究成果を中心に紹介します。
2020年11月2日 (月曜日)から順次公開予定
名称 | 森林総合研究所YouTubeチャンネル |
---|---|
住所 | URLは確定し次第お知らせします。 |
主催:(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
後援:(一社)日本森林学会、(一社)日本菌学会、日本きのこ学会
【招待講演】
・きのこの機能性と食品としての価値(東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科長 江口文陽 教授)
【一般講演】
・きのこそして微生物 ―その生き様と人との関わり(きのこ・森林微生物研究領域 領域長 服部 力)
・しいたけ害虫の総合防除(森林昆虫研究領域 昆虫生態研究室 室長 北島 博)
・国産トリュフ ―栽培に向けた試み(きのこ・森林微生物研究領域 微生物生態研究室 主任研究員 小長谷啓介)
・微生物を使って木から造る ―ガス燃料からプラスチック、お酒まで―(森林資源化学研究領域 微生物工学研究室 主任研究員 大塚祐一郎)
【ポスター】
・マツタケの放射線育種(きのこ・森林微生物研究領域 きのこ研究室 室長 村田仁)
・生シイタケに含まれるビタミンD量の調整(きのこ・森林微生物研究領域 チーム長 平出政和)
・野生きのこの放射性セシウム濃度は種によって異なる(きのこ・森林微生物研究領域 きのこ研究室 主任研究員 小松雅史)
・害虫の天敵寄生蜂によりシイタケを守る(森林昆虫研究領域 昆虫生態研究室 主任研究員 向井裕美)
・菌類を活用したスギ花粉飛散抑制技術―スギ花粉飛散防止剤―(きのこ・森林微生物研究領域 森林病理研究室 主任研究員 高橋由紀子)
・林木育種センター
・森林整備センター
・森林保険センター
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.