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更新日:2021年7月8日

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アジア太平洋気候ウィーク2021 サイドイベント

「気候変動の緩和と適応のための森林機能の活用(Utilizing forest functions for mitigating and adapting to climate change)」(英語)のお知らせ

気候変動の課題に対処するためには、緩和策と適応策の両方を検討する必要があります。森林生態系とその管理は、緩和策と適応策の両方に貢献することができます。森林による緩和策としては、パリ協定において、途上国の森林減少・劣化による温室効果ガスの排出を削減する枠組みであるREDDプラスの重要性が確認されています。一方、第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組」では、気候変動への適応と、気候変動による災害の影響を軽減する森林の役割が強調されています。

このサイドイベントでは、熱帯地方における気候変動の緩和および気候変動への適応における森林の可能性を探ります。緩和策であるREDDプラスは、森林を良好な状態に保ち、災害リスク軽減のために森林の能力を最大限に引き出すことに貢献します。一方で、森林は直接・間接的に貴重な生態系サービスを提供しており、これは気候変動の悪影響に人々が適応するために不可欠です。世界の一部の地域では、森林が提供する生態系サービスが、貧困層や最も脆弱な人々が極端な現象(干ばつ、洪水など)に対処するための唯一のセーフティネットとなっています。このサイドイベントでは、森林を利用した緩和策や適応策の可能性だけでなく、それらを実現するための障害についても議論したいと思います。

このイベントでは、REDDプラスと森林機能を活用した防災と減災(F-DRR)に関する6つの話題提供とパネルディスカッションが行われます。参加者からのコメントや問い合わせへの対応も予定しています。

このイベントはYouTube Liveで配信されます。(https://youtu.be/QCnRGKwNMXM)

開催日時

2021年7月6日~2021年7月9日  (YouTube Live 配信)

主催・共催等

主催:
国立研究開発法人森林研究・整備機構

協力:
国際林業研究センター (CIFOR)
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
国際熱帯木材機関 (ITTO)
Oscar M. Lopez Center (OMLC)
ベトナム森林科学アカデミー(VAFS)
国際アグロフォレストリー研究センター (ICRAF)

内容

プログラム
開会挨拶
「REDD-plusとF-DRRの相乗効果を求めて」藤間剛(森林総合研究所)

発表
「途上国の災害リスク軽減のための日本の森林技術」村上亘、岡本隆、古市剛久(森林総合研究所)
「森林破壊と劣化に対処するための合法的かつ持続可能なサプライチェーン」Dr. MA Hwan-Ok(国際熱帯木材機関, ITTO)
「ジェンダー平等を志向した適応策・緩和策の実現に向けて インドネシアでのケーススタディからの洞察」Dr. Houria Djoudi, Ms. Nining Liswanti, Ms. Tamara Ade Ryane(国際林業研究センター, CIFOR)
「フィリピンにおける森林を利用した緩和策と適応策」Dr. Rodel D. Lasco(世界アグロフォレストリーセンター、オスカーMロペスセンター, ICRAF/ OMLセンター)
「ベトナムにおける森林ベースの緩和と適応」Dr. Vu Tan Phuong(ベトナム森林科学アカデミー, VAFS)
「地域社会の幸福(ウェルビーイング)のための森林-気候変動の緩和と適応を両立させるアプローチ」山ノ下麻木乃、久保英之(地球環境戦略研究機関, IGES)

討論

その他

【アジア太平洋気候ウィーク2021(PCW2021)について】

アジア太平洋気候ウィーク2021(APCW2021)は、国連気候変動枠組条約事務局が主催する地域気候ウィークの一つで、日本のホストによりオンラインで開催されます。地域気候ウィークは、国、地方自治体、地域、都市、先住民コミュニティ、民間及び市民社会が気候変動対策に関与するためのプラットフォームとして、アジア太平洋、ラテンアメリカ・カリブ海、アフリカ及び中東・北アフリカの4地域で開催されます。各地域における気候変動対策の動向を把握し、課題と機会を探り、野心的な解決策の共有を行うことで、今年11月に英国・グラスゴーで行われる予定のCOP26への貢献を目的としています。

 

お問い合わせ

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
国際戦略科