ホーム > イベント・セミナー > 令和2年度国際セミナー「森林による防災・減災の可能性をさぐる」(Exploring the potential of forest-based disaster risk reductions (F-DRR))
更新日:2021年1月14日
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<開催趣旨>
昨今、気候変動の進行、森林や農地への森林火災を伴う土地利用変化、世界各地での激甚気象現象による土砂災害等の被害の増加などが懸念される中、森林による防災・減災(F-DRR)は、ローカルの自然・生態系の特徴を生かしつつ、持続的なレジリエンスの強化を導くことから、気候変動適応・緩和の双方に資する自然に基づく解決策として期待されています。これに資する日本の治山技術、国土強靭化に関する知見の途上国への適用や課題の調査、海外展開に向けた技術開発・人材育成が求められているところです。
本セミナーは、「森林による防災・減災の可能性をさぐる」ことを目的とし、F-DRRの戦略・実践の国際的動向について情報提供すると共に、具体的な政策的・技術的取り組みと課題について各国から報告します。さらに、「森林による防災・減災の可能性」を主題としたパネルディスカッションを行い、F-DRRに対するニーズと課題を共有し、今後どのように取り組んでいくべきか、方向性と可能性について議論します。
なお、本セミナーは、令和2年度林野庁補助事業「森林技術国際展開支援事業」の一環として実施します。
2021年1月27日 (水曜日)15時00分~17時00分
名称 | 日比谷国際ビルコンファレンススクエア 会場30名とオンライン参加(事前登録制) |
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住所 | 東京都千代田区内幸町2丁目2-3 日比谷国際ビル8階 |
交通案内 | 東京メトロ霞ヶ関駅、都営地下鉄内幸町駅 地下直結 |
主催:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所
後援:林野庁、環境省、内閣府政策統括官(防災担当)、独立行政法人 国際協力機構(JICA)
プログラム概要
基調講演・趣旨説明:国立研究開発法人森林研究・整備機構 理事長 浅野(中静)透
セッション1:F-DRRの戦略・実践の国際的動向
発表1 公益財団法人地球環境戦略機関(IGES)統括研究ディレクター・プリンシパルフェロー 水野理
発表2 国連食糧農業機関(FAO)アジア太平洋州事務所 上級森林オフィサー Dr. Thomas Hofer
発表3 アジア工科大学(AIT) 地理情報センター長 Dr. Manzul Kumar Hazarika
セッション2:各国の政策的・技術的取り組みと課題
発表1 ベトナム森林科学アカデミー 国際協力部次長 Dr. Vu Tan Phuong
発表2 ミャンマー森林局流域管理課 Mr. Si Thu Aung
発表3 森林総合研究所 森林防災研究領域山地災害研究室長 岡本隆
パネルディスカッション:F-DRRのポテンシャル -ニーズと課題-
参加申込は下記「関連リンク」参加申し込みフォームからお願いします。
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お問い合わせ
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター
井上泰子
E-mail:climate*ffpri.affrc.go.jp
(注)*は半角@に置き換えてください
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