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地球の陸域の約3割を占める森林は、温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収・貯蔵し、希少な野生動植物の生息地として機能するなど、持続可能な開発目標(SDGs)実現の鍵を握るかけがえのない存在です。近年、国連報告によると、アフリカ、東南アジアや南米など途上国に広がる熱帯林を中心に年間1000万ha(東京都の面積の約50倍)もの広大な森林が、年々減少しています。
本シンポジウムでは「地球の肺」と呼ばれる広大な熱帯林を抱えるブラジル連邦共和国、インドネシア共和国、そしてコンゴ民主共和国の政府関係者を招いて、熱帯林の保全に関する課題を理解し、日本人専門家を交えて、その解決策について話し合うことで、持続可能な社会の実現を探求します。
2024年5月20日(月曜日)13時00分~16時30分
JICA 地球ひろば 2F 国際会議場(東京都新宿区市谷本村町10-5)
オンラインとのハイブリッド開催(Zoomウェビナー)
第1部 熱帯林保全の意義について
現地報告:「〝地球の肺〟熱帯林保全にとり組む」
大仲 幸作/コンゴ民主共和国環境・持続可能開発省JICA 政策アドバイザー
解説:「熱帯林の地球環境への貢献」
北島 薫/京都大学大学院農学研究科教授
第2部 三大熱帯林の現状及び課題
第3部 熱帯林保全の実現に向けて(パネルディスカッション)
<パネリスト>
ベンジャミン・トイランベ/コンゴ民主共和国環境・持続可能開発省事務次官
ナラ・ヴィダル・パントジャ
ムハマド・ザフル・ムッタキン
加藤 剛/住友林業株式会社理事、資源環境事業本部副本部長
北島 薫
栗元 優
<モデレーター>
大場あい(毎日新聞社くらし科学環境部副部長)
100人(会場参加)/500人(オンライン参加)
無料
日本語(日英、日仏同時通訳)
主催:国際協力機構/JICA
共催:毎日新聞社
後援:外務省、林野庁、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、産業技術総合研究所(AIST)、森林総合研究所
協賛:住友林業株式会社、森から世界を変えるプラットフォーム
2024年5月17日(金曜日) 12時締め切り
以下のリンクからお申し込みください。
(会場参加の場合)
お問い合わせについては、下記関連リンク「JICA地球ひろば」からお問い合わせ先をご参照ください。
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