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更新日:2021年9月10日
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平成29年1月23日東京八重洲ホールにて、優良品種・技術評価委員会が開催され、花粉症対策品種8系統、マツノザイセンチュウ抵抗性品種33系統、幹重量(二酸化炭素吸収・固定能力)の大きい品種6系統が品種評価基準を満たしていると評価されました。
品種評価
花粉症対策品種
スギ 無花粉スギ1系統(関東育種基本区)
スギ 少花粉スギ2系統(九州育種基本区)
スギ 低花粉スギ5系統(九州育種基本区)
マツノザイセンチュウ抵抗性品種
アカマツ 4系統(東北育種基本区)
アカマツ 17系統(関西育種基本区)
クロマツ 12系統(九州育種基本区)
関西育種基本区及び九州育種基本区の系統については全て第二世代品種
幹重量(二酸化炭素吸収・固定能力)の大きい品種
ヒノキ 6系統(関西育種基本区)
平成29年3月に文書によって、優良品種・技術評価委員会が開催され、花粉症対策品種の品種開発実施要領及び品種評価基準について意見を伺い、無花粉スギ品種の開発については、これまでは複数年にわたって成熟期の雄花を顕微鏡等で観察するとしていたが、遺伝様式及び評価方法が明らかになっている富山不稔1号、はるよこい、爽春等をもとにして開発を行う場合には、1開花期の成熟期の雄花を顕微鏡等で観察することにより調査とすることができることとした。また、無花粉スギ採種園で無花粉スギを生産するためには、無花粉遺伝子をヘテロで有する品種が必要になるため、この品種を要領の中で位置づけることとした。
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター品種開発実施要領-花粉症対策品種等-
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター優良品種技術評価委員会品種評価基準-花粉症対策品種等-
また、都道府県等からの優良品種の申請を促進させるため、国立研究開発法人森林総合研究所林木育種センター優良品種・技術評価委員会設置要領について一部改正を行い、申請料について免除等ができるようにした。
平成29年3月に文書によって、優良品種・技術評価委員会が開催され、平成29年4月1日の名称変更に伴い、優良品種・技術評価委員会設置要領、優良育種技術に関する認定基準(PDF:97KB)、品種開発実施要領及び品種評価基準(26規程)を改正した。
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