ダイバーシティ推進室 > 知る > ダイバーシティ推進セミナー > 第28回エンカレッジ推進セミナー開催報告

更新日:2021年3月10日

ここから本文です。

第28回エンカレッジ推進セミナー開催報告

イチからわかる「仕事と介護の両立セミナー」(ビデオセミナー)

  • 日時:平成31年3月26日火曜日
    13時30分~15時30分
  • 場所:森林総合研究所森林環境変動解析実験棟2階セミナールーム(TV会議あり・研究所は展示室をサテライトとして使用)
  • 講師:一之瀬 幸生(いちのせ さちお) 氏
    株)セントワークス/ワーク・ライフバランスコンサルタント(株)ワーク・ライフバランス/認定上級コンサルタント、産業コンサルタント

≪動画(内部情報)≫(外部サイトへリンク)
サイボウズ/情報管理システム/(外部サイトへリンク)TV会議録画システム/「2019年 録画ファイル一覧」への移動 /だいエンカレッジ推進セミナーよりご覧ください

≪当日の資料(内部情報≫
仕事と介護の両立セミナー(配布資料)、介護サービス資料2019(別冊)

ポスター(PDF:1,338KB)

プログラム

  • 柳田理事 開会挨拶
  • ビデオセミナーについての説明
  • ビデオセミナー

開催報告

家族の介護のために離職する人の増加が社会問題となっています。

少子高齢化が進む中、家族の介護のために離職する人の増加が社会問題となっています。ダイバーシティ推進室では、これまでのセミナー参加者へのアンケート結果などから、研究所の役職員のみなさんにワーク・ライフバランスを維持しつつ、仕事と介護の両立に向けて考えてもらうためには、まず介護に関する知識や制度などについて知識を深めていただく必要があると考えました。そこで、年度ギリギリになってしまいましたが、平成31年3月26日(火曜日)に「介護」に関するエンカレッジ推進セミナーを開催しました。なお、本セミナーは2月13日(水曜日)に森林整備センター・保険センターで開催された同セミナーの録画を使用したビデオセミナーとして開催しました。

森林総合研究所の職員の平均年齢をご存じでしょうか。

て、森林総合研究所の職員の平均年齢をご存じでしょうか。ざっくりと言うと、約47歳です。民間の調査によると、介護を意識し始めた年齢が約48歳、実際に介護に直面することになった年齢が約50歳ということですので、まさに私たち研究所の職員は介護問題に関してお年頃に該当するようです。

一方で、私たちは介護についてどの位知っているのでしょうか。もちろん、すでに介護の経験のある方は詳しいかとは思いますが、そうでない方が、もし突然両親や伴侶の介護に直面することになったとしたら、私たちはまず何をすべきなのでしょうか。また、どこに相談にいったらよいのでしょうか。きっと基本的なことも分からず、途方に暮れる方もいらっしゃるかも知れません(何を隠そう、著者もほとんど同じような状況でした)。

4つの視点から

今回の「仕事と介護の両立セミナー」では、株式会社セントワークスのワーク・ライフバランスコンサルタントである一之瀬幸生氏を講師として、(1)介護に対する基本的な考え方、および(2)実際に要介護認定を受けるまでの手続き、(3)介護保険制度の仕組み、(4)介護施設の種類と役割・特徴について幅広く教えていただきました。

内容については、サイボウズ経由で受講できるようにしたいと思っていますので、セミナーを未受講の方は詳細についてそちらでご確認ください(資料のダウンロードも可能です)。

本セミナーの特徴として

本セミナーの特徴として、なんと6回ものワーク(個々人での作業や、近くの人との共同でのディスカッション)が仕込まれており、受講者は各ワークをこなすことで介護に関する内容がより知識として定着することができるように工夫されていました。
実際に、最初のアイスブレイクの段階では緊張していた参加者も、セミナーが進むに連れ、次々にワークをこなすことで連帯が生まれ、セミナー会場となった研究所のセミナールームは熱気があふれることになりました。普段はあまり話題に上りませんが、実は介護については誰しもが直面し得る問題として、役職員のみなさんそれぞれに関心があったことが見て取れました。このように、当日の雰囲気とアンケート結果から、セミナーの内容については参加者のみなさんにご満足いただけたのではないかと思っています。
一方、今回、ビデオセミナーとして、初めて録画した動画を元にしたセミナーを開催したのですが、再現性(何度でもどこでも実施可能)という面では優れているものの、支所、育種センターの受講者のみなさんからは、「声が聞き取りにくかった」、「動画がカクカクしていた」などの改善点を戴きました。また、現場の司会者としても、ワークの声かけのタイミング、終了の合図、支所等のサテライトでの二人(三人)一組になったもらう手筈など、さまざまな点で今後改善が必要なことを実感しました。
とまあ、色々課題もあったビデオセミナーでしたが、今後、徐々に工夫していくとして、改善点の指摘とともに戴いた「介護について整理できて安心した」、「ぜひ、続けて開催して欲しい」「室長の仕切り最高!」等の暖かいコメントに支えられ、またいつかこういった形でセミナーを開催したいと考えています。

今回のセミナーを契機に

今回のセミナーを契機に職場における介護に対する捉え方が少しずつ変わり、普段のお茶の時間などに、育児と同じく介護の話が自然にできるような環境になっていくと嬉しく思います。ダイバーシティ推進室では引き続き「育児」とともに「介護」問題についても力を入れて行きたいと思います。

ダイバーシティ推進室 室長 髙山 範理:記 

会場の様子

 ビデオについての説明 ワークの様子 

ワークの様子_2 サテライト会場(展示室)の様子

 ワークの様子_3 セミナールーム様子

 ページの先頭へ戻る

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:企画部研究企画科ダイバーシティ推進室

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8360

Email:geneq@ffpri.affrc.go.jp