リグニンネットワーク
【地域リグニン資源開発ネットワーク】

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リグニンネットワーク公開セミナー 特設サイト

令和3年6月30日(正午)~7月30日 配信  <多数のご視聴ありがとうございました>

地域リグニン資源の新産業「需要と供給」

セミナー1 改質リグニンの供給システム

 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 新素材研究拠点長 山田竜彦



セミナー2 改質リグニンの活用による需要創出

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 東北センター 所長 蛯名武雄



対談 「地域リグニン資源の新産業」

 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 新素材研究拠点長 山田竜彦
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 東北センター 所長 蛯名武雄


 リグニンネットワーク(地域リグニン資源開発ネットワーク)は国内の森林資源から生産できる「改質リグニン」などのバイオベース新素材の産業化に向けた、 人と人との繋がり(ネットワーク)の構築を進めるために設立されたコンソーシアムです。 構成員間の情報交換と連携・協力を促進するためのセミナーや情報交換会などのイベントを開催することで新産業創出に向けた連携の構築を進めています。
 今回、会員用に開催しているセミナーを「公開セミナー」として皆様にご覧いただける動画コンテンツとしました。
 令和3年6⽉30⽇~7月30日の間ウェブ上で公開します。多くの方の御視聴をお待ちしております。

背景

 「改質リグニン」は日本の森林資源から作るバイオ由来の新素材で「熱に強い」「加工しやすい」「環境にやさしい」という 理想的な性質をもち、様々な製品の素材として利用可能で注目されています。改質リグニンは、木材の主成分の一つ「リグニン」 を原料に製造します。 リグニンは、樹木の強さ、しなやかさに関与する、植物細胞壁中でベンゼン環を持つ成分の総称で、材料としての高いポテンシャルを持つものの、 植物種により種類が異なり、バラツキも大きく、変質もしやすいため、高機能な工業材料化は困難とされてきました。
 しかしながら「改質リグニン」の登場により、新しい素材産業が興りつつあります。改質リグニンという新素材と、関連する製品の産業化のためには 「ほしい人」と「作る人」の両方が必要で、これはすなわち「需要」と「供給」に相当します。需要がなければ、供給も試みられず、供給がなければ、 需要も生まれません。供給においては、本年6月末に改質リグニンの供給技術開発の核となる改質リグニン製造実証プラントが竣工することとなっています。 このプラントの稼働により、供給システムの産業化への取り組みは、次なるステージに入ることとなります。
 このセミナーでは「需要と供給」をテーマとし、実証プラントなどの供給システム、需要創出のための技術開発についての講演や、地域での産業化に関する対談を行います。

内容

  • ナビゲーター 山田竜彦(リグニンネットワーク代表)

  • セミナー1:改質リグニンの供給システム
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 新素材研究拠点長 リグニンネットワーク代表 山田竜彦
  • セミナー2:改質リグニンの活用による需要創出
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 東北センター 所長  蛯名武雄
  • 対談:「地域リグニン資源の新産業」