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更新日:2019年10月30日

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震災復興・放射性物質研究拠点

震災復興・放射性物質研究拠点は、東京電力福島第一原子力発電所事故被災地における森林・林業の復興のため、森林生態系における放射性セシウムの分布と動態のモニタリングとメカニズムの解明の研究に基づいて、放射性セシウム汚染の将来予測を行います。

研究員

【震災復興・放射性物質研究拠点】

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三浦 覚 外部リンク用アイコン(拠点長)

環境放射能、森林土壌、土壌保全、物質循環

坂下 渉 外部リンク用アイコン(研究員)

放射性セシウム、環境動態解析、年輪

田淵 隆一(研究専門員)

マングローブ、湿地林生態

赤間 亮夫(研究専門員)

放射性セシウム、養分、林木栄養

池田 重人(研究専門員)

花粉分析、古生態、森林変遷
高野 勉(研究専門員)
木材、放射性セシウム

小松 雅史 外部リンク用アイコン(併任)

放射性セシウム、森林、きのこ、除染

大橋 伸太 外部リンク用アイコン(併任)

年輪、セシウム動態、同位体、熱帯樹木

【環境影響評価担当チーム】

 

篠宮 佳樹 外部リンク用アイコン(チーム長)

渓流水質、窒素、放射性セシウム、森林施業

 

 

写真1:森林の放射能汚染調査における樹皮と材の試料を採取している様子
森林の放射能汚染調査における樹皮と材の試料採取


写真2:スギ林(川内試験地)森林内の放射性セシウム分布の変化のグラフ

写真3:混交林(大玉試験地)森林内の放射性セシウム分布の変化のグラフ

事故からの年数経過にともなう森林内の放射セシウム分布の変化

福島原発事故(2011年3月)によって放出された放射性セシウムは、2011年には常緑樹のスギ林では葉や枝などに多く付着したのに対して、アカマツ落葉広葉樹混交林では落葉期であったために落葉層や土壌に落下した割合が高かったという違いがみられました。樹木の葉や枝の放射性セシウムは、雨に流されたり、落葉などによって林床に移動して、事故後数年の間に土壌の割合が急激に高まり、現在では放射性セシウムの大半は落葉層と土壌(表層)に分布するようになっていることが明らかになりました。

写真3:森林の部位別の放射性セシウムの蓄積量の将来予測
 (Hashimoto et al. 2013)

森林の部位別の放射性セシウムの蓄積量の将来予測

事故直後の調査結果に基づき、モデルによって森林内の放射性セシウム蓄積量が将来どのように変化するかを予測しました。その結果、放射性セシウムは、時間の経過とともに全体としては減少していくものの、土壌の汚染は長期間続くと推定されました。

 

研究内容

  • 森林における放射性物質の動態把握と予測モデルの開発(基幹課題アアd)
  • 森林内の放射性物質の分布と動態の実態把握(基幹課題アアd)
  • 森林生態系内の放射性セシウムの動態メカニズムの解明(基幹課題アアd)
  • 森林からの放射性セシウムの流出過程の解明(基幹課題アアd)

主なプロジェクト

  • きのこ原木林及び特用林産物の利用再開可能林分判定手法の開発(H31~R3:交付金プロジェクト)
  • 森林内における放射性物質実態把握調査事業(H24~H30〜R元:政府等受託)
  • 森林土壌中の放射性セシウムの存在形態:事故後6年間の変動と樹木の汚染過程の解明(H30~R2:科研費)
  • スギ材のセシウム濃度にサイト間差が生じる要因の解明:年輪生態学的アプローチ(H30~R2:科研費)