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更新日:2018年8月16日
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7月28日(土曜日)に一般公開を開催しました。
森林総合研究所では、研究成果を広く一般の方々に知っていただくため、毎年、小中学校の夏休み期間に、一般公開を開催しています。今回はより多くの方々にご来場いただくため、研究成果のポスター展示や講演会のほか、次の通り多数の体験型イベントと見学会を開催しました。当日は台風の接近により、一部のイベントを中止し、予定時刻を30分繰上げて終了しましたが、来場者は1,699名に達するなど、大盛況の1日となりました。
「研究成果ポスターの展示と上映会、体験会のコーナー」では、森林・林業・木材・林木育種に関する最新の研究成果や、水源林造成業務、森林保険業務に関するポスター展示とクイズラリーを組合せ、多数の方々にご参加いただきました。また、森林浴のリラックス効果体験や木を発酵したアルコールの香り体験、生物多様性に関するビデオ上映のほか、新種クマノザクラの発見や南の島のいきものをテーマにした講演会を開催し、好評を得ました。
「自然等とふれあうサイエンス体験のコーナー」では、シロアリのトレール実験、土の色紙作り、鳥肉からわかる鳥類学教室、一度通すと抜けない矢、きのこウルトラクイズを開催し、各会場で整理券待ちの列ができるなど大勢の参加者でにぎわいました。
「さまざまな研究施設の見学ツアー」では、普段公開されていない昆虫や鳥獣、木材、土壌断面の標本をツアー形式で案内しました。また、マイクロフィンガージョイント加工施設、セルロースナノファイバー実験棟、世界最大の木材引張り試験機の見学・実演会を行うとともに、実験住宅では脳のリラックス状態の測定や高性能木質舗装路の見学会も行い、いずれも盛況を得ました。
「ウッドクラフトとつみき遊びのコーナー」では、木製バッジ作り、ミニイーゼル作り、経木(きょうぎ)のランプシェード作り、葉脈しおり作り、スギのサイコロ・ヒノキのブロックの積み木あそびなど、木や葉に触れてその良さを体感しつつクラフトを楽しんでいただきました。
もりの展示ルームでは、つくばちびっ子博士2018の一環として、特別展示「サクラを観る・守る・利用する」等の各種展示を行うとともに、アンケートにご協力いただいた方々への苗木プレゼントを実施しました。
ご来場いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
研究成果ポスターの展示と上映会、体験会 |
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講演会 |
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自然等とふれあうサイエンス体験 |
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さまざまな研究施設の見学ツアー |
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ウッドクラフトとつみき遊び |
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もりの展示ルーム |
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受付及び苗木のプレゼント |
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