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森林総合研究所では、今年も公開講演会を開催いたします。今回のテーマは10年の節目をむかえた福島第一原発事故による森林の放射能汚染です。YouTube「森林総研チャンネル」で配信しますので、是非、ご視聴ください。詳細は決まり次第、当サイトでお知らせいたします。
「伝えたい!森の中の放射性セシウム ー10年で明らかになったことー」
2011年に発生した福島第一原子力発電所事故により、福島の森林や林業は多大な影響を受けました。森林総合研究所では、事故直後より様々な角度から森林の放射能に関する調査・研究を続けてきましたが、事故により放出された放射性物質の中でもセシウム137の半減期はおよそ30年と長いため、その影響はこれからも続くと考えられます。
事故発生から10年が経過した今年の公開講演会では、招待講演として放射性セシウムの農業への影響についてご講演いただくとともに、森林の放射能汚染に関する森林総合研究所の10年間の取り組みで明らかになったことを紹介します。そして、残された課題を解決するための対策や技術について探っていきたいと思います。
2021年10月16日 (土曜日)13時15分~16時20分
名称 | 森林総合研究所「YouTubeチャンネル」 |
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住所 | https://www.youtube.com/c/FFPRIchannel |
主催:森林総合研究所
後援:日本森林学会、日本菌学会、日本木材学会、森林立地学会
【招待講演】
・「農林水産業・環境への影響」中西友子 氏(星薬科大学学長・東京大学特任教授)
【一般講演】
・「森林における初期の活動と成果」金子真司(関西支所)
・「事故から10年、森林の放射性セシウムはどうなった?」篠宮佳樹(震災復興・放射性物質研究拠点)
・「ホダ木からシイタケへの放射性セシウムの移行」平出政和(きのこ・森林微生物研究領域)
・「樹木のセシウム吸収ー土壌のカリウムの影響ー」長倉淳子(立地環境研究領域)
【総合討論】
【ポスター(ショート解説動画)】
・「原発事故後10年間の森林内の放射性セシウム分布」坂下渉(震災復興・放射性物質研究拠点)
・「スギの雄花に含まれる放射性セシウムをはかる」倉本惠生(森林植生研究領域)
・「セシウム137は半世紀後も森林内に滞留する」伊藤江利子(北海道支所)
・「森林土壌中の放射性セシウムの動き」眞中卓也(立地環境研究領域)
・「木材中の放射性セシウム(137Cs)の分布」大橋伸太(木材加工・特性研究領域)
・「樹木は放射性セシウムをどこから吸収しているのか?」今村直広(立地環境研究領域)
・「モデルを使って放射性セシウムの動きを予測する」橋本昌司(立地環境研究領域)
・「水移動にともなう森林内の放射性セシウムの動き」小林政広(立地環境研究領域)
・「渓流域における放射性セシウムの推移ー水生生物を中心にー」吉村真由美(関西支所)
・「森にすむ野ネズミの放射性セシウム濃度」島田卓哉(野生動物研究領域)
・「野生きのこの放射性セシウム濃度研究について」小松雅史(きのこ・森林微生物研究領域)
・「出荷再開に向けてタケノコの除染はどうすればいいか」斎藤智之(東北支所)
・「原発事故が農山村の山菜・きのこ採りに与えた影響」松浦俊也(東北支所)
・林木育種センター
・森林整備センター
・森林保険センター
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