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1. 受賞名 | みどりの学術賞 (受賞日:2010年4月23日) |
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2. 受賞者の氏名、所属 |
森林総合研究所 理事長 |
3. 受賞理由 |
マツ林を対象に、ナラタケ類、マツタケ、マツ材線虫病など生物間相互作用を解明 |
4. 受賞理由の簡単な紹介 | 樹木と他の生物との相互関係が森林の健全性に大きく影響していることに注目し、多様な生活型をもつ菌類と森林の健全性や多様性に関する研究を行ってきた。特に、マツ林を対象に、ナラタケ類、マツタケ、マツ材線虫病などを中心に、森林における生物間相互作用を明らかにしてきた。さらに、持続可能な社会には森林・樹木の健全性が重要であるとして、樹木の保全に関する専門技術者の資格となる樹木医制度の創設と発展に尽力した。 これらの業績により、日本林学会会長、樹木医学会会長、国際森林研究機関連合(IUFRO)理事・森林の健全性部会長などを務め、また日本学術会議会員として「森林の多面的な機能の評価について」の取りまとめに参画するなど、森林の多面的な機能の高度な発揮に向けて主導的な役割を果たしてきた。 |
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