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1.受賞名 | 第20回森林立地学会誌論文賞(受賞日:2018年3月29日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
長 倉淳子(立地環境研究領域) 張 春花(木材加工・特性研究領域) 高野 勉(震災復興・放射性物質研究拠点) 高橋 正通(国際緑化推進センター) |
3.受賞理由 |
スギ材に含まれる放射性セシウム濃度を葉の安定セシウム含有量から推定することを試みた研究成果が、森林立地研究の進歩発展に貢献するものとして、その学術的価値が高く評価された。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
福島県の4林分でスギ成木の葉と材および土壌のセシウム、カリウム含有量を調べ、土壌の交換性カリウム、セシウム含有量や個体サイズがセシウムの根からの吸収と樹体内での動きに影響していることを明らかにした。また、葉のセシウム含有量から材中へのセシウムの蓄積されやすさを推定できる可能性を示した。
(受賞論文) |
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