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ヒノキならたけ病

病名:ヒノキならたけ病

病原菌:Armillariella mellea (Vahl ex Fr.) Karst.、ナラタケ
宿主:ヒノキ、Chamaecyparis obtusa (Sieb. et Zucc.) Endl.
症状:根部と根株部が侵されて、全身が赤くなって枯死する。病原菌は地下部に寄生し、次第に寄生が進行すると地上部が衰弱する。いったん発生すると周囲の造林木に被害が拡大する。10年生位までの若齢林で発生し、それ以上の樹齢では被害が終息する。根部と根株部の内樹皮を剥ぐと病原菌の白色の菌糸膜が見られ、きのこ臭がする。枯死木の地際部には病原菌であるナラタケの子実体(きのこ)が発生する。
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写真1:赤くなった枯損木

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写真2:枯死木の地際部に発生したナラタケ

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