各研究テーマについて

課題1:地域に適合した一貫作業システムの構築

伐採から地拵え、植栽作業の生産性やコストを調査し、地域特性に応じた一貫作業システムの提案に取り組みました。とくに、高知県と長野県には実証地を設けて、それぞれ架線系と車両系による作業システムの生産性などを検討しました。

課題構成
課題1-1:地域特性に適合した更新作業システムの開発
課題1-2:コンテナ苗の植栽器具の評価・開発

課題2:コンテナ苗の生産・植栽技術の高度化

コンテナ苗の生産・育苗技術の開発とその高度化を目指しました。また、各地の植栽試験データを解析し、地域や樹種ごとの成長特性や植栽適期、また下刈り省力化の方法などを検討しました。

課題構成
課題2-1:高品質コンテナ苗の低コスト生産技術の開発
課題2-2:効率的・高品質苗生産のための生理解析
課題2-3:コンテナ苗植栽の事例解析とデータ集の作成
課題2-4:下刈省略施業の適用条件の評価と実証事例の提示

課題3:コンテナ苗の安定供給体制の確立

コンテナ苗の生産や流通事情を全国規模で調査し、需給動向を分析しました。

課題構成
課題3-1:苗木生産の実態調査及び苗木(コンテナ苗)の需給動向分析
課題3-2:コンテナ苗の安定供給システムの提案