研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2013年 > 食のブランド・ニッポン2013 ~「攻めの農林水産業」を支える新品種・技術~ 開催
更新日:2013年12月3日
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農業・食品産業技術総合研究機構、国際農林水産業研究センターおよび森林総合研究所の研究機関では、新しい国産食材の開発・普及に取り組んでおります。その一環として、各研究機関の開発食材を皆様に広く知っていただくため、毎年、「食のブランド・ニッポン」を開催しております。本年度は、「『攻めの農林水産業』を支える新品種・技術」というテーマで、2013 年(平成25年)11月27日(水曜日)にホテル日航東京(港区台場1-9-1)を会場に「食のブランド・ニッポン2013」を開催しました。
第I部の「講演会・セミナー」では、青山浩子氏(農業ジャーナリスト)の基調講演のほか、当所からはきのこ・微生物研究領域の宮崎安将主任研究員が「LED照明を利用したきのこ栽培技術」と題して、きのこ栽培用にLED照明器具の開発やLEDを利用したシイタケ・エノキタケ・マイタケなどの実験結果から培養期間の短縮、品質の向上やコスのト削減に期待できること等を紹介しました。
第II部の「交流会」では、当所からシカ肉(エゾシカ)ときのこ(ヤナギマツタケ、ムキタケ)について展示と説明を行いました。エゾシカ肉では、衛生的に解体処理されたことを示す推奨制度が設けられ安全で安心な肉を楽しむよう説明しました。また、ヤナギマツタケはクセがなくヨーロッパでは一級品の食用きのことして位置づけられていること、ムキタケは淡泊ながらかすかにほろ苦く軽いぬめりがあるなど、それぞれの特徴を説明しました。各研究機関から提供された食材はホテルのシェフによる創作料理となって、参加いただいた食品産業事業者、料理関係者、一般の方々に試食していただきました。試食後、参加者から食材についていろいろな質問や意見をお聞きすることができました。
セミナーの様子 | |
第II部 交流会 シカ肉、きのこの展示 | 第II部 交流会 新食材を使った料理の試食 |
第II部 交流会 試食後の質疑応答の様子 |
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