研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2016年 > 国際森林デー シンポジウム「COP21パリ協定が求める森林のすがた」
更新日:2016年4月19日
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2012年12月に開催された国連総会において、毎年3月21日を「国際森林デー」とすることが決議され、森林総研ではこれにあわせて関連する研究集会を開催してきました。
今年度は、3月18日(金曜日)に早稲田大学小野記念講堂において「COP21パリ協定が求める森林のすがた」と題して、パリで開催されたCOP21の論点を5名の論者に解説していただきました。シンポジウムでは、林野庁沖修司次長にご挨拶いただき、「パリ協定の中の森林」(森林総研・松本光朗)、「パリ協定を踏まえた、森林・自然環境分野のJICAの途上国気候変動対策支援の展望」(JICA・五関一博氏)、「REDD+への現状そして展望」(早稲田大学・天野正博氏)、「木材利用はCO2排出削減にどのくらい貢献できるか?」(森林総研・恒次祐子)、「BECCS(バイオマスエネルギー+CO2回収貯留)の可能性」(信州大学・高橋伸英氏)が報告されました。
当日は151名の参加者があり、REDD+の推進とセーフガードにおける日本の立場、木材利用による排出削減シミュレーション、BECCSの実現可能性等について熱心な討議が行われました。
沖 修司(左から4人目 林野庁次長)、沢田 治雄(5人目 森林総合研究所理事長) |
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森林総研・恒次 祐子主任研究員 |
早稲田大学・天野 正博教授 |
JICA・五関 一博技術審議役 |
森林総研・松本 光朗コーディネータ |
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