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「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に関する事案について

令和5年5月15日
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所

 

標記について、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所において、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)」(以下、「倫理指針」という。)に照らして不適合の程度が重大な事案が発生し、別添(PDF:260KB)のとおり厚生労働大臣に報告しましたので、公表いたします。

本事案は、当研究所の研究員が外部の研究者2名と共同で行った森林セラピーに関する研究において、当機構での倫理審査を行わないまま、調査・分析を行ったもので、その結果、倫理指針への不適合を生じさせたものです。

なお、本研究で行われた調査・分析の行為は、当機構での審査手続きはなされませんでしたが、共同で実施した外部の研究者が承認・許可を受けた研究計画及び研究方法に基づいており、研究対象者の健康被害は確認されていません。

このような倫理指針への不適合が発生し、研究対象者や関係者の信頼を損なうことになりましたことを心から深くお詫び申し上げます。森林総合研究所としては、今回の事態を真摯に受け止め、深く反省し、再びこのような事態を起こさぬよう、再発防止策に取り組み、研究の適正、適切な実施に努めてまいります。

 

 

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お問い合わせ

国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
企画部研究管理科 津脇晋嗣
029-873-3211(内線8118)