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更新日:2023年11月7日

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2023年度 森林総合研究所 公開講演会
「持続可能な豊かな森を築く—資源を提供してくれる森を築くために今必要な事—」を開催

森林総合研究所は、広く一般の方々に研究成果を知っていただくため、令和5年10月11日(水曜日)に⼀橋大学⼀橋講堂(東京都千代田区)において公開講演会を開催しました。

今回は「持続可能な豊かな森を築く—資源を提供してくれる森を築くために今必要な事—」をテーマに、森林総合研究所研究員6名が、用材として利用する針葉樹・広葉樹をどう循環利用できるか、コスト面や技術展開を通して解説しました。この後、宇都木 玄研究ディレクターをファシリテーターとして、パネルディスカッション「木材利用を行なう森林のために、その理想像は 予定調和は成り立つのか」を行い、これからの林業について議論を交わしました。
また、休憩時間にロビーにて、当研究所、林木育種センター、森林整備センター、森林保険センターにおける最新の研究成果や事業活動を紹介するポスター発表も行いました。

会場には、一般の方々をはじめ、関連業界関係者、大学、研究機関、報道関係、行政関係など約200名の方々にお越しいただきました。

なお、当講演会の特設サイトにて参加者から寄せられた質問についての回答や、ポスター発表の内容等を掲載していますので、是非ご覧ください。
特設サイト

また、公開講演会の様子をYouTube(森林総研チャンネル)に公開しました。当日ご参加頂けなかった方は是非ご視聴いただければと思います。
2023年度公開講演会動画(外部サイトへリンク)

 

開会挨拶の様子
浅野(中静)透理事長挨拶
 
講演をしている様子1
宇都木 玄(研究ディレクター)
「イントロダクション —日本の針葉樹人工林の現状を正しく理解する—」
講演をしている様子2
山川 博美(九州支所)
「育林作業の省力化に向けて —最先端の技術と考え方—」
講演をしている様子3

中澤 昌彦(林業工学研究領域)
「素材生産技術の高度化 —ここまできた林業機械の自動化—」

講演をしている様子4
早舩 真智(林業経営・政策研究領域)
「世界の情勢に左右される木材の価値 —国際市場における日本の在り方—」
講演をしている様子5
山下 直子(関西支所)
「針葉樹だけで良いのか —立木の付加価値、広葉樹利用の温故知新—」
講演をしている様子6
中尾 勝洋(関西支所)
「時間軸も考慮した資源管理 —自立できる山づくりのために—」

 

 

 

これからの林業について議論を交わしている様子
パネルディスカッション
「木材利用を行う森林のために、その理想像は 予定調和は成り立つのか」の様子

会場で研究者の解説に耳を傾けている様子
ポスター発表の様子

 

 

 

研究者がポスターの解説をしている様子
ポスター発表 星野大介(森林植生研究領域)
「広葉樹林化を加速させるための播種技術の開発」

 

お問い合わせ

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