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プレスリリース平成27年1月30日
独立行政法人森林総合研究所

平成26年度スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果について

森林総合研究所では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、林野庁の委託事業によりスギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度を平成23年度から毎年調査しています。このたび平成26年度の調査結果を取りまとめました。
その結果、今年度調査した各地点と同一地点の平成23年度の値を比較すると、平成24年度は平成23年度の2分の1程度の濃度に低下し、さらに平成25年度は5分の1程度、平成26年度は10分の1程度にまで低下していました。
この濃度の放射性セシウムを含むスギ花粉が大気中に飛散し、人が吸入した場合に受ける放射線量を試算したところ、1時間あたり最大0.0000215マイクロシーベルトとなりました。

 

 

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