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2018年9月10日
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
ポイント
【お知らせ】お申し込み多数のため一般受付を終了させていただきました。
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所と共同で平成30年10月23日に「SIPリグニン2018公開シンポジウム:森と土のマテリアルイノベーション、希望の新素材「改質リグニン」のビジネス戦略」を下記のとおり開催します。
1. 日時:平成30年10月23日(火曜日)13時00分~17時15分
2. 場所:産総研臨海副都心センター別館(東京都江東区青海2-4-7)
3. 内容:別紙 開催案内ポスター参照
4. 参加費:無料(【お知らせ】お申し込み多数のため一般受付を終了させていただきました。)
リグニンは木材の約3割を占める成分で、樹木の固くしっかりした構造を支えています。リグニンは様々な素晴らしい性質を持っているため、うまく取り出して適正に使えれば、日本発の新素材となる可能性があり注目されています。そこで、森林総合研究所が中心となり内閣府の戦略的イノベーション創出プログラム(SIP)の下、産業技術総合研究所等の国立研究開発法人、大学、民間企業の協力を得て、研究コンソーシアム「SIPリグニン」を結成し、技術開発を行っています。SIPリグニンは、国内のスギ材から工業材料として利用可能な「改質リグニン」の製造技術の開発に成功し、改質リグニンを利用した高付加価値製品の開発等、実用化に向けたとりくみを進めています。その技術は国内の中山間地域に新たな資源産業をもたらすものとして、注目されています。
改質リグニンを実装した自動車等、SIPリグニンの最新の成果を発表すると共に、国産資源を用いた希望の新素材「改質リグニン」を基盤とした新産業のビジネス戦略について議論します。なお、改質リグニン実装車の詳細については、当日に記者発表します。
講演1「改質リグニンが先導するバイオマス利用の技術革新」 SIPリグニン代表 森林総合研究所 山田 竜彦
講演2「改質リグニンと粘土材料 ―製品開発と市場開拓―」 Clayteam会長 産業技術総合研究所 蛯名 武雄
講演3「改質リグニンの原料となる森林資源の供給」 秋田県立大学 高田 克彦
総合討論 「改質リグニンのビジネス戦略」
2018ミス日本みどりの女神(農林水産省「みどりの広報大使」)竹川 智世(たけかわ ちせ)さんがイベント進行を補佐します。
併設:開発製品の展示会、改質リグニン実装車展示発表会
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