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航空写真とGISを活用した松くい虫ピンポイント防除法の開発
2006~2009年度
中核機関:森林総合研究所 中北理(研究代表者)、中村克典
共同研究機関:秋田県立大学、秋田県森林技術センター、岩手県林業技術センター、共立航空撮影株式会社
松くい虫(マツ材線虫病)による被害面積は減少したというものの、東北地方では今なお大面積の被害が続いている。食い尽くされて被害が下火となった自治体においても、現在使用されている松くい虫防除のための莫大な経費を如何に軽減できるかが大きな課題である。特に、被害先端地域の松くい虫防除事業の難しさは、林内に点在するマツノマダラカミキリ寄生木(要防除木)を高精度に検出し、的確に処理することができていないところにある。事業効果を高め経費を軽減するためにも、この要防除木の発見とその位置への誘導システムを開発することが松くい虫防除事業の中で必要とされている。
本研究では、
(1)空中写真による要防除木抽出技術の開発
(2)位置情報を活用したピンポイント防除法の開発
という2つの中課題を設け、リモートセンシング技術やGPS情報を活用した松くい虫防除技術を開発することを目標とする。
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