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ホーム > 見学案内 > 園内のみどころ > 多摩森林科学園周辺おすすめ散策・ハイキングガイド > やや健脚向き軽登山4~5時間コース八王子城跡(八王子城山)

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やや健脚向き軽登山4~5時間コース八王子城跡(八王子城山)

おすすめコース(古戦場の山から見渡す関東平野)

高尾駅北口→0:10多摩森林科学園見学→0:20霊園前バス停→0:20八王子城跡公園・資料館→0:50八王子城山山頂(446m)→0:50富士見台(556m)→1:30→荒井バス停または駒木野バス停(小仏関所跡)→0:30高尾駅地図(PDF:915KB)

 

多摩森林科学園を見学した後、足に自信がある人におすすめのコースです。

八王子城山(八王子城跡)は、高尾駅の京王線ホームから見ると科学園の左側にぽっこりと頭をのぞかせています。また、科学園の第3樹木園からは住宅地の背後に城山をのぞむことができます。午前中に科学園を見学したら、お昼ごろに出発し、都道を北に(入園口を出て左へ)向かいます。第2樹木園、森林技術総合研修所、第3樹木園を見ながら進むと、間もなく「城山大橋交差点」です。霊園方向に左折して、10分足らずで中央高速の下をくぐります。「霊園前バス停」は、この高速道路の下にあります。高速道路を過ぎたら信号を左折し、石材店や寺院が並ぶ道路を進めば、八王子城跡公園で、道路の右手にガイダンス施設が建てられています。ここでは八王子城の歴史を学ぶことができます。その約200m先の旧資料館があった場所を過ぎて鳥居をくぐると、「旧道」、「新道」の2本の登山道がありますが、しばらく登れば合流します。合流点から10分ほど進んだ登山道の上部からは、八王子市の市街地はもちろん、冬晴れの日には埼玉県や、さらに遠く筑波山まで見渡すことができます。右手の眼下には、先ほど見学してきた多摩森林科学園もよく見えます。城山の山頂城には八王子神社が鎮座し、ベンチが置かれ、展望板も設置されています。高尾駅、町田市方面の展望が良くききます。

 

多摩森林科学園第3樹木園付近から見た八王子城山

都道(高尾街道)から見た多摩森林科学園第2樹木園

八王子城跡ガイダンス施設

登山道(新道と旧道)の合流点

登山道上部から埼玉を経て筑波山方面をのぞむ

城山登山道から見た多摩森林科学園方面(手前の住宅地は高尾台住宅で、その向こうに横たわる森林が多摩森林科学園

八王子神社

八王子城山山頂

 

山頂で休んだら、八王子城跡公園まで引き返せば、土日と祭日は高尾駅までバスがあります(1時間に1本程度)。平日でも約1km歩いて都道まで戻れば、「霊園前バス停」からは高尾駅行きのバス便がたくさんあります。さらに先に進む場合は、「高尾山・陣馬山」方面への道をたどります。古井戸や天守閣跡などを見ながらモミの多い尾根を進めば、1時間足らずで「富士見台」に到着します。小仏城山と景信山の間から、富士山が大きく姿を現します。

富士見台から尾根を南東に向かえば、荒井バス停または駒木野バス停(小仏関所跡付近)に下りてくることができます。晩秋や初冬にはあまりゆっくりしていると日が暮れてしまいますが、日脚が伸びてくる1月半ば以降ならば、日没に急かされることのない山歩きを楽しめることでしょう。冬の一日、薄雪を踏み、キジョランの綿毛と戯れながらの散策はいかがでしょうか。丸い穴があいたキジョランの葉裏をさがせば、アサギマダラの幼虫も見つかるかもしれませんよ。なお、富士見台の下の分岐から北西へ向かえば、すぐに「杉沢の頭(547m)」で、そこからは景信山や"北高尾山稜"に続くルートですが、これは一日行程になるので、科学園の見学と併せての軽登山というわけにはいきません。

 

天守閣跡

富士見台手前の分岐

富士見台からのぞむ富士山

 

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