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2017年12月6日(水曜日)、大阪市立大学理学部附属植物園と共催で、大阪府交野市の星の里いわふねにて、「第1回里山を考える研究会」を開催しました。この研究会は、以前より同植物園と行ってきた研究会を発展させ、より多角的な視点から市民と専門家が今後の里山のありかたを議論する目的で開催しました。
研究会では、大学や博物館の専門家から「里山の生物多様性を脅かす2大要因」、「草山と里山-管理目標はどうあるべきか」についての話題提供があり、当支所からは、交付金プロジェクトの研究成果をもとに「中山間地における広葉樹の循環利用について」話題提供を行いました。また、里山管理に関わる市民団体や行政機関等による活動状況の報告や、意見交換が行われました。参加者は会場が満席となる73名で、各講演に熱心に耳を傾け、活発な質疑をされ大変盛況な研究会となりました。
満席となった研究会の会場 |
山下直子(関西支所森林生態研究グループ) |
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