アラカシ

和名：アラカシ

所属：ブナ科コナラ属

学名：Quercus glauca Thunb.

特性：常緑高木で、樹幹は通直である。樹皮は、暗緑灰色で、裂目はないがきめがあらい。葉は有柄で互生し、長楕円形、または楕円形で革質。葉上面はやや光沢があり、裏は帯粉白色で伏毛がある。雌雄同株。堅果は楕円形で上部先端に花柱、花被が残存する。

分布：本州（宮城県仙台市および石川県能美郡以南）、四国、九州、琉球、済州島、中国、ヒマラヤの暖帯に広く分布する。

用途：材は建築材、器具材、船舶材などに利用され、樹木は庭木、公園用、生垣、防風、防火樹として植栽される。

備考：和名アラカシは「粗ガシ」の意で枝葉が粗大で硬いから名づけられたものであろう。

開花時期：4～5月
果実成熟期：10月

写真上：花
写真下：葉

アラカシの花

アラカシの葉

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