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カナメモチ

和名:カナメモチ
所属:バラ科 カナメモチ属
学名:Photinia glabra (Thunb.) Maxim
特性:常緑小高木。樹皮は暗灰褐色で粗ぞうである。芽先が赤い特徴がある。葉は有柄で密生し、長楕円形で先は鋭く尖る。もともと鋭形で縁に細かい鋸歯があり、光沢がある。新枝の先に白色で5弁の小花を密集して開く。果実は広倒卵形で紅熟し、種子は4個あり、長卵形で淡黄褐色をなし、なめらかである。
分布:本州(伊豆半島、福井県以南)、四国、九州、中国の暖帯に分布する。
用途:材は器具材などとし、木は生垣とし賞用され、庭木としても植えられる。
備考:一名アカメモチ。学名の属名は「輝く」からきた名である。葉が紅葉で光沢があることからきている。和名カナメモチは「要モチ」で、この材から扇のカナメを作るからだという。
開花時期:5~6月
果実成熟期:10~12月
写真上:
写真下:

カナメモチの花

カナメモチの葉

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