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コブニレ

和名:コブニレ
所属:ニレ科 ニレ属
学名:Ulmus davidiana f.suberosa Nakai.
特性:落葉高木。樹幹は直立する。樹冠はほとんど円形をなす。樹皮は暗褐灰色で縦に不整の割目があり、粗ぞうで往々ねじれる。小枝は赤褐色で毛を密生する。葉には柄があり互生し、倒卵形または楕円形。葉脈は上面において凹み、下面につき出す。古い枝の上に帯黄緑色の花が群がりつく。種子は翼果のやや上部にある。初め緑色、のち褐白色となる。
分布:北海道、本州、四国、九州の温帯および亜寒帯に分布する。
用途:建築材、器具材、柄木、薪炭材等、樹皮は薬用となる。若葉は煮て食用とする。木は寒地の公園、街路樹とする。
備考:コブニレはニレの品種である。ハルニレは春に花が咲くからである。一名アカダモともいう。
開花時期:4~5月
果実成熟期:5~6月
写真上:
写真下:

コブニレの花

コブニレの葉

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