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コウヨウザン

和名:コウヨウザン
所属:スギ科 コウヨウザン属
学名:Cunninghamia lanceolata (Lamb.) Hook.
特性:常緑高木。樹冠は広円錐形をなす。樹皮は褐色で長い繊維状に脱離する。葉は偏平、剛強で鎌状長披針形をなし、先は鋭尖で光沢ある濃緑色を呈し、縁には細かい鋸歯がある。雌雄同株。球果は頂生し、卵球形、初め緑色、成熟して褐色となる。種子は黄褐色、偏平で楕円体をなす。一果鱗内に3個あり、横に幅の狭い翼がある。
分布:中国南部地方、台湾、インドシナなどに天然分布する。日本には徳川時代の末期に植栽されている。
用途:材は建築材、器具材、船舶材、マッチ軸木用材などに使用され、樹木は庭園、公園に植栽されている。
備考:材は白蟻の害に耐えるから、台湾において特に利用されている。和名コウヨウザンは「広葉杉」である。中国名は「杉木」または「沙木」である。
開花時期:4月
果実成熟期:10月
写真上:
写真中:
写真下:堅果

コウヨウザンの花

コウヨウザンの葉

コウヨウザンの堅果

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