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クロキ

和名:クロキ
所属:ハイノキ科 ハイノキ属
学名:Symplocos kuroki Nagam.
特性:常緑小高木。樹皮は黒灰色にして平滑である。若枝は緑色で稜があり、冬芽は先端が鎌状に曲がる。葉は互生し、厚く革質で長楕円形、先は鋭頭で鈍頭に終わり全縁である。前年枝の葉腋に極めて短い花梗を出し、2~3の白花を開き、汚灰褐色の毛が生えている。果実は腋果で倒長卵形をなし、紫黒色に熟する。つぶすと紫汁を出し悪臭がある。種子は1個。紡錘形で淡褐色をなし縦条がある。
分布:本州(伊豆半島以西)、伊豆七島(神津島)、四国、九州(対馬、種子島、屋久島を含む)、トカラ列島、奄美大島、沖ノ永良部島、台湾、済州島の暖帯および亜熱帯に広く分布する。
用途:材は器具材などとする。
備考:和名クロキは「黒木」の意で、この木の樹皮が黒灰色をなすからである。
開花時期:3~4月
果実成熟期:10~11月
写真上:
写真下:

クロキの花

クロキの葉

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