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クサボケ

和名:クサボケ
所属:バラ科 ボケ属
学名:Chaenomeles japonica Lindl.
特性:落葉低小かん木。枝は斜出し多く接地する。短枝は刺に変じ、新枝には帯黄色の短毛がある。葉は互生し短柄がある。倒卵形または円形で両面無毛、下面は時に光沢あり。雌雄異株。花は4~5月葉に先だちて開き、朱紅色、5弁片は倒卵形。果実は略球形で8~9月に黄熟し、果肉は硬い。
分布:本州中南部、九州を原産とし、日射の強い草生地、堤防上などに多く見られる。時に群生する。本属中唯一の日本特産である。
用途:広島、その他の地方では塩漬とし、梅干のように食用する。利尿剤などの薬用にも供し得る。
備考:純白の八重は稀品とされている。変種としてシロバナクサボケ、ウンリュウボケがある。
開花時期:4~5月
果実成熟期:8~9月
写真上:
写真下:

クサボケの花

クサボケの葉

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