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メタセコイア

和名:メタセコイア
所属:スギ科 メタセコイア属
学名:Metasequoia glyptostroboides Hu et Cheng
特性:落葉高木で樹幹は直立する。樹皮は赤褐色で薄く縦裂する。枝は対生、無毛で初め帯赤緑色、のち灰褐色となる。板根は2mあまりの上部まで発達する。葉は2列対生し、線形をなす。上面は青緑色、下面は淡緑色で、秋に橙赤色に色づき小枝は葉とともに落葉する。雌雄同株。球果は角状球形、または短円柱形である。種子は果鱗に5~9個つき、倒卵形をなし翼に包まれている。
分布:中国四川省と湖北省に自生する。現在世界各国に試植されている。1949年10月、カリフォルニア大学教授チェネー博士の委嘱で天皇陛下に献上したのが日本にはいった最初であり、現在各地に植栽されている。
用途:自生地では建築材などに使われているが、日本では材は軟らかく利用の道がまだはっきりしていない。樹木は庭木、公園、並木などに植栽されている。
備考:和名メタセコイアは、属名をそのまま日本名としたものである。
開花時期:2~3月
果実成熟期:10月
写真
メタセコイアの葉

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