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モミジバフウ

和名:モミジバフウ
所属:マンサク科 フウ属
学名:Liquidambar styraciflua Linn.
特性:落葉高木。樹形は整形である。樹皮は淡紅褐色で厚いコルク層が翼状に発達する。幼枝は淡褐色でコルク質の稜を生ずる。冬芽は濃黒褐色で光沢がある。葉は長い柄があり互生し、葉質は薄く、上面は深緑色で無毛、下面は淡色で脂様の香がある。雌雄同株。雄花は頂生し、雌花は球形で帯緑色をなし、1個下垂する。果実は集合のさく果で球形をなし、さび色となる。
分布:北米中部から南部にわたり、主として大西洋岸諸州:メキシコ、ガテマラおよび中央アメリカに天然分布する。
用途:材は建築用材、器具材、土木用材、ベニヤ用材などに用いられ、樹皮からは樹脂をとり、薬用とする。木は庭園、公園、街路樹用に植栽される。
備考:和名のモミジバフウは、モミジバ状の葉形をしたフウの意味である。多湿、肥沃地を好み、成長は早い。実験林1林班の見本林に大木あり。
開花時期:3~5月
果実成熟期:10~11月
写真
モミジバフウの葉

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