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ナナミノキ

和名:ナナミノキ
所属:モチノキ科 モチノキ属
学名:Ilex chinensis Sims
特性:常緑高木。枝幹暗灰色、葉は互生し狭長楕円形、革質、平滑、疎鋸歯がある。雌雄異株。花は、葉腋に小形の集散花序をつけ、小形、淡紫色の花を多くつける。雌花は小数、4弁花、果実は核果で球形、紅色、種子は4半球形。
分布:本州(静岡県以西)、四国、九州、中国
用途:九州では庭木としてよく利用され、低木にして赤い実を観賞するような仕立てかたがある(熊本市水前寺公園内)
備考:別名ナナメノキ。立田山実験林にも多く自生している。あまり土質は選ばないようであるが、立田山でも乾燥地には少なくない。この皮からもトリモチをとることができる。実生で繁殖する。雌木を求めるにはつぎ木による。
開花時期:6月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

ナナミノキの花

ナナミノキの葉

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