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ナツツバキ

和名:ナツツバキ
所属:ツバキ科 ナツツバキ属
学名:Stewartia pseudo-camellia Maxim
特性:落葉高木。樹皮は帯黒赤褐色にして平滑であるが、外皮はうすくはがれる。葉はやや厚く葉柄があり互生し、倒卵形または楕円形である。先は短く尖り、縁には低い鋸歯がある。葉のつけ根から柄を出し、大きな白い花を開く。花弁は5個ある。さく果は卵形で鋭尖頭をなし、濃褐色を呈する。種子は倒卵状楕円形偏平で、先はすこしくぼむ。
分布:本州(福島県、関東中部、近畿、中国の各地方)、四国、九州(対馬を含む)の温帯に分布する。
用途:材は建築材、器具材、柄木、彫刻材などに使用する。樹木は庭木用として珍重される。
備考:ヒメシャラは同属である。ナツツバキは「夏ツバキ」の意で、夏にツバキによく似た花を開くからつけられたものである。
開花時期:6~7月
果実成熟期:10~11月
写真上:
写真中:
写真下:果実

ナツツバキの花

ナツツバキの葉

ナツツバキの果実

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