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ネズミモチ

和名:ネズミモチ
所属:モクセイ科 イボタノキ属
学名:Ligustrum japonicum Thunb. var. japonicum
特性:常緑かん木。枝は灰褐色、帯灰色で無毛である。葉は対生で有柄、楕円形または広卵状楕円形で鋭頭、鋭または円脚で、光沢のある暗緑色、下面は黄緑色である。花は、三角状頂生円錐花序は直立し、白色である。果は紫黒色にて長楕円形をなす。円頭でネズミの糞の如し。種子は1個、扁倒卵形で暗褐色、香気がある。
分布:本州(中部以西)、四国、九州、琉球、小笠原に産し、台湾、朝鮮半島南部に分布する。中国では上海、アメリカにも分布する。
用途:木は庭園(上海)、生け垣(アメリカ)などとし、実は薬用とする。
備考:病害虫に強く土性を選ばない。実生にて繁殖するのが普通である。
開花時期:6月
果実成熟期:11~12月
写真上:
写真下:

ネズミモチの花

ネズミモチの葉

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