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テーダマツ

和名:テーダマツ
所属:マツ科 マツ属
学名:Pinus taeda Linn.
特性:常緑針葉高木。樹形は広円錐形を呈する。樹皮は幼時は灰色、老樹は厚く赤褐色となり、深い裂け目を生じ剥落する。葉は3葉で、細長くやや剛強で少しねじ曲がり、鮮緑色を呈する。雌雄同株。球果は長卵状楕円形で、薄赤褐色または暗褐色をなし、2年で成熟し、のちよく裂開して落下する。果鱗に刺がある。種子は菱形で暗褐色をなし、長い翼がある。
分布:北米の東海岸地方に天然分布する。日本にも導入され各地で植林されている。浅川実験林には1925年植栽の古い見本林がある。
用途:材は建築材、器具材、船舶材、土木用材、ベニヤ材などに使われる。
備考:立田山実験林に1962年頃植栽された見本林がある。和名のテーダマツは学名の種小名を日本名に用いたものである。
開花時期:3~4月
果実成熟期:翌年9~11月
立田山実験林内にテーダマツがあるが高木のため写真はない。
 

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