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タラヨウ

和名:タラヨウ
所属:モチノキ科 モチノキ属
学名:Ilex latifolia Thunb.
特性:常緑高木。樹形は端正。樹皮灰黒色、葉は互生し大形、長楕円形、長さ10~18cm、深緑色、細く鋭い鋸歯があり、厚く革質、平滑、上面光沢がある。雌雄異株。5月頃前年枝の葉腋に集散花序の黄緑色の花を開く。果実は10月成熟し、核果、球形、集団状に赤く熟し、美しい。
分布:本州中南部、四国、九州の暖地
用途:樹皮から上質のトリモチがとれる。庭木。
備考:繁殖は実生、ただし種子を層積して1年貯蔵したものをまくか、とりまきして1年床に据置しないと、発芽しない。さし木ができる。陰樹で湿気の多い樹林の下木として生育している。立田山実験林内の陰湿地には点々自生している。
開花時期:5月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

タラヨウの花

タラヨウの葉

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