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トウオガタマ

和名:トウオガタマ
所属:モクレン科 オガタマノキ属
学名:Magnolia figo (Lour.) DC.
特性:常緑小高木で株立状のものが多い。樹形は半球形で枝は密生する。葉は革質で全緑、長楕円形をなす。上面深緑色で光沢があり、鈍頭。花は小形で5月2年枝に単生し開き、腋出し黄白色で縁辺は稍紅色である。弁の上面に淡紫紅色の点紋があり、バナナのような香気が強い。果実の結実は極めて稀である。
分布:中国南部原産。九江、マカオに多く、台湾に移植して生育している。アメリカ南部地方に広く普及している。日本には江戸時代の中期に渡来したと伝える。
用途:花香を賞する庭園樹。
備考:一名カラタネオガタマ宋の李網の含笑花の賦に「南方花木の美なるもの含笑に若くはなし」とある。コブシ台木に接ぐか、とり木またはさし木により増殖する。
開花時期:5月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

トウオガタマの花

トウオガタマの葉

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