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ツゲ

和名:ツゲ
所属:ツゲ科 ツゲ属
学名:Buxus microphylla Seib. et Zucc.
特性:常緑低木または小高木となる。小枝は角ばる。葉は無柄、対生し、革質、光沢があり全縁。淡黄色の細花を数個束生して開花する。中央に雌花を生ずる。果実は、さく果をつける。種子は6個、光沢ある黒色。
分布:本州中南部、四国、九州、台湾
用途:材は黄色、質が硬く密なため、くし、印材、算盤玉など、庭木、盆栽用
備考:福岡県甘木市穂波町古処山(コショザン)のツゲ原始林は天然記念物として保護されている。伊勢の朝熊山(アサマヤマ)に因んでアサマツゲの別名がある。イヌツゲは葉が互生している(モチノキ科)。剪定にもたえるので、生垣境植えなどにも用いられている。
開花時期:3~4月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

ツゲの花

ツゲの葉

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