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チャンチン

和名:チャンチン
所属:センダン科 チャンチン属
学名:Cedrela sinensis Juss.
特性:落葉高木。樹皮は暗褐色をなし一種の臭気がある。葉は互生し、奇数羽状複葉をなし、小葉は卵形または長楕円形で先端は鋭形で全緑。新葉は赤色または黄色で美しい。枝先に大形の円錐花序を出し、多数の小白花を開く。さく果は長楕円形で褐色をなし、下垂し、果は上を向く。種子は上部に長い翼をもっている。
分布:中国原産(ことに河北、山東両省に多い)。台湾、朝鮮半島、中国北東部に広く分布する。日本には徳川時代に渡来し、本州、四国、九州の各地に植えられている。
用途:材は建築材、器具材、楽器、土木用材等に用い、木は庭園、公園、街路樹として植えられている。また新芽をつんで食べ、樹皮からタンニンをとり収れん剤とする。
備考:土地は選ばないが、乾燥には適さない。肥沃地を好み、根際から芽を出す。和名チャンチンは中国名「香椿」の中国音である。
開花時期:6~7月
果実成熟期:10月
写真
チャンチンの葉

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