A8 : 正式名称:気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change)。京都議定書( Kyoto Protocol )は、気候変動枠組条約に基づき、1997年に京都市で開かれた地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議、COP3)で議決した議定書です。二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、PFCs、六フッ化硫黄について、先進国における削減率を定め、共同で約束期間内に目標を達成するというもの。2008年~2012年の間に、日本6%、アメリカ7%、EU8%といった削減率を設定しています。しかし、発展途上国の自発的参加が見送られ、世界最大の二酸化炭素発生国ですアメリカ合衆国が受け入れを拒否、ロシア連邦も受け入れの判断を見送っていたため、議定書の発効が危ぶまれていたが、2004年にロシアが批准したため発効が確定した。日本では、2002年5月31日に国会で承認された。運用細目は、2001年に開かれた第7回気候変動枠組条約締約国会議(COP7、マラケシュ会議)において定められた(マラケシュ合意)。