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課題3:成長に優れた苗木による施業モデルの構築

TWI メッシュ

TWI推定マップイメージ

図:森林エリアにおけるTWIマップイメージ

小課題 2-1 の成果の一つとして、沖縄県を除く九州地方における地形湿潤指標(TWI)の10mメッシュデータを作成しました。県単位のクラウド最適化GeoTIFF (COG) フォーマットとして公表します。

「測量法に基づく国土地理院長承認(使用) R 4JHs 773」

※ クリックで表示される TWI 値は ピクセル値から計算していますので、実際に提供されているデータの値と若干の誤差があります。

使い方

I-Forest.GE での利用

I-Forest.GE は、地形データ(TWIデータ)として、ローカルのGeoTIFFファイルを読み込むほか、オンラインデータの読み込みにも対応しています。ここでは、上記のリストに掲載されたメッシュデータの利用方法を解説します。

【注】 配賦されている県単位のデータはサイズがとても大きいため、オンラインでの接続に大変時間がかかります。実用的には下記QGISからのアクセスを推奨します。

  1. 参照したい県の TWI メッシュデータのURLをコピーします(右端のアイコンクリックでコピーできます)。
  2. I-Forest.GE のGeoTIFF画像選のURL 入力欄にコピーしたアドレスをペーストします。
  3. データの読み込みに時間がかかりますが、完了時点でI-Forest.GEによる解析が可能となります。

QGIS での利用

オンラインでのTWIメッシュデータ利用が困難な場合、あるいはオフライン環境での利用を想定している場合、メッシュデータのうちの必要部分のみを切り出して、GeoTIFFファイルとしてローカル環境に保存した上で利用する方が便利です。クラウド最適化GeoTIFFファイルは、ラスタレイヤとしてQGIS等に読み込むことができますので、QGIS上で抽出・加工をしたうえでI-Forest.GEに読み込む方法を解説します。

  1. QGISを起動し、プロジェクト選択後”データソースマネージャー”等で新たなラスタレイヤの追加を選択します。
  2. 参照したい県の TWI メッシュデータのURLをコピーします(右端のアイコンクリックでコピーできます)。
  3. ソースタイプとして "プロトコル (Protocol)" を選択し、"HTTP/HTTPS/FTP"タイプを選んだうえでURL蘭にコピーしたアドレスをペーストします(認証等の必要はありません)
  4. 比較的短時間で読み込みが完了し、TWIメッシュデータのラスタレイヤがプロジェクトに追加されます。
  5. "ラスタ"メニューの"抽出"を選択し、"範囲によるラスタクリップ"、あるいは"マスクレイヤによるラスタのクリップ" によりI-Forest.GEで利用したい範囲を抽出してください。
  6. 抽出で作成された新しいラスタレイヤをGeoTIFFファイル(EPSG:4326)として保存することで、I-Forest.GEで読み込み可能なGeoTIFFファイルが作成されます。

免責事項など

本データを用いて得られた利益または損害に関して、作者ならびに森林研究・整備機構はいかなる責任も負いません。利用に関しましては、自己責任でお願いします。